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【律】二重螺旋構造 Part.Xcel【りっちゃん】

産業あらすじ
・りっちゃんのオルガン
・神父?出ませんよそんなのメルヘンや(ry
・ミアの危機



――――扉を開けたその瞬間、ウィアドは美しい音の旋律に包まれた。
教会にあったパイプオルガンを律が弾いていたのだ。
彼女の見事な演奏にウィアドが圧倒されていると
「……遅いぞ」
ウィアドに気付いた律が演奏を止めながら振り向いて言う。
「悪い、ちょっとミアに捕まってな」
ウィアドは近くの椅子に腰掛けながら答えた。
それに対し律がからかうように
「ふむ、恋する乙女は鋭いな」
と言うと、ウィアドは何もわかってない様子で
「は?何言ってんだお前」
「……いや、わかないんならいいが……」
ウィアドの反応にあきれる律。
ここまで鈍感だともはや犯罪だな、と律が心の中でミアに同情していると
「そういえばあんた、こんなもん演奏できるんだな。
やっぱ機関に属してるとこんなのを扱うスキルとかも必要になってくるのか?」
「ん?……ああ、オルガンのことか。
いや、これは私個人で趣味程度にやってるだけだよ、仕事の関係で中々やる機会がないがね。
偶の息抜きに楽器等はちょうど良くてな」
彼女は肩を竦め、苦笑いしながらそう答えた。
「さて、ウィアド、そろそろ本題に入りたいんだが、あのメールはちゃんと読んでくれたか?」
「あ、悪りぃ、まだ読んでないわ」
彼女はフム、と頷いてから
「まあ、口で説明できる事だからな、一応知っておいて貰った方が楽だったんだが忘れたなら仕方ないな。
私は神父を呼んでくるからメールでも読んでて少し待っててくれ」
と、言い残すと奥の扉に消えてしまった。
一人残されたウィアドは
「さてと、メールでも読みますかね」
携帯をポケットから探すが見つからない。
「家に忘れてきたか?まぁいいか、話を聞けば済むってあいつも言ってたからな」



―――――― 一方その頃 ――――――――――――――――――


「あら?ウィアドったら携帯忘れて行ってるわ」
ラグズに頼まれて家の中を掃除していたミアが机の上に置きっぱなしになっているウィアドの携帯に気付いた。
彼女は周囲に見ている人が居ないことを確認すると
「ふっふっふ、あいつの言う『友達』とやらがどれ位居るか確認するとしましょうかね~」
と、怪しげに笑いながら携帯に手を伸ばしたその時、
『とぅるるるるるるるん とぅるるるるるるるん』
「のわぁーっ!?」
計ったかのようなタイミングで携帯が鳴り始めた
「……ふぅ。落ち着け、私。これはチャンスよ、これで携帯を覗く口実が出来たわ。
出る人が私しかいないのなら出るしかないじゃない、ならしょうがないじゃない」
と、言いながら携帯に出るミア
「はい、もしもし」
『もしもし?禅譲律だが』
「あ、律さんですか?ミアですけど」
『ああ、君か。済まないがウィアドはいるか?少し話があるんだが』
「ウィアドですか?今、友人のところに遊びに行ってるらしいんですけど、なにかあったんですか?」
『うむ、例の事に関しての話がってな。居ないならしょうがない、代わりに君が来てくれないか?』
「あ、はい。大丈夫ですけど……」
電話の主が余りに一気にしゃべるのでミアは困惑しながらも答えると
『そうか、じゃあ近くの公園に君一人で来てくれないか?
私は少し遠い場所にいるので少し遅れてしまうがそこは勘弁して欲しい』
と、言いたい事を言うと電話の主は電話を切ってしまった
そんな態度にミアは違和感を覚えたが
「……どうしたんだろ、律さん。
いつもと何か雰囲気が違ってたけど、よっぽど重要な話なのかな?」
と、無理やり納得すると公園に行く事にした。
「すいませーん、ラグズさーん。ちょっと用事が出来たので出かけてきますねー」
「はーい、いってらっしゃーい」
ミアは門をくぐり家を出て行った。
この先に困難が待ち構えているという事に微塵にも気付かずに…………




――――――――――――――――――――To be continued

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しなび。

Author:しなび。
なんていうか、もうどうにでもなーれ☆

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面白そうだから入れてみた。今日のカードはこれっ!
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