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【神父in】神父ルート3【電車】

瀬口の回想シーン。
電車内のおはなし。
友子・リードマン。






――――――――急に恥ずかしくなった瀬口は座席に座り鞄から本を取り出して
読み始めた。
本の題名は『幸せの星』。
――――数日前。
漫画の新刊を買うつもりが日付を一日間違えた時に目にとまったのがこの本。
イラストも良かったが特に惹かれたのは帯のキャッチコピー。
そこには、色とりどりの星と共に『この本は、日向ぼっこのようなもの』と大き
な文字が。
日向ぼっこ。
日々が忙しく、最近はそんなことしてなかった。
暖かな陽射しにふわっとした布団。
久しく忘れていた感触を思い出したくなった。
そして、気付いた時にはもうレジに並んでいた。
内容はライトな学園もの。
ほのぼのとした感じを気に入っている。
しばらく読み進めていると、ふと視線を感じた。
本から顔を上げ辺りを見回す。
心当たりは一つ。
彼以外の唯一の乗客を見る。
彼女は手には本を持ち、しかし目線は瀬口を見ている。
………………………………………………………………………………………………
…………。
空白の時間。
重なる目線。
ラブ&ピース(?)。
長い沈黙の後、瀬口が口を開いた。
「…………えーと、何か?」
イエナンデモアリマセンと早口で答え、彼女は下を向く。
訝しがりながらも読書に戻る瀬口。
そしてまた本の世界に浸る。
彼の頭の中に作中のキャラクターが浮かび上がり走り回り――――



――――ギシッ



何か――――例えば座席――――が軋む音が聞こえた。
どうせまたさっきの少女だろうと思って顔を上げずにいると…………



――――ギシッ



まだ、座席が軋む音がする。
今度はそれと共に肩に何か――――例えば人間、それも柔らかさからいって女性
――――の暖かい温もりが当たる。
それとなく、バレないように隣を窺うとそこには、
「………………………………………………………………」
先ほどの視線少女(?)がいた。
彼女は瀬口の後ろから本を覗き込む。
ところで――――瀬口は本を読むとき、背中を丸めて読む。
今回はそれが仇(?)になった。
座席と瀬口の背中、その隙間に少女は身を割り込むようにしている。
その結果、彼女の柔らかいムニャムニャが瀬口の背に当たっている。
(??!!!!?!?!!?!???!!!??)
あまりの気持ち良さに身体が動かない。
顔が火照って本にも集中出来ない。
そんな瀬口へ唐突に、
「……めくって」
「はい!?」
「続き、めくって」
「わ、分かりました!」
そう言って急ぎページをめくろうとする。
しかし、
「うわっ!」
焦りすぎて本を取り落としてしまった。
あ~お気に入りなのに、と思いながら本を拾おうとすると、
「どうぞ」
彼女が拾い、手渡してくれた。


その笑顔に。


冗談のように。
ファンタジーみたいに。


俺は、その笑顔に一目惚れをしたんだ。



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No title

続きktkr!
取り合えず……
( ゚∀゚)o彡゜ムニャムニャ!ムニャムニャ!

No title

友子が社交性あることに違和感あったけど、まあいんじゃね?

ちゅーか、こういう話なのね。

そりゃそうですよねみんなオレみたいな頭してないよねあはははははは。

そりゃまぁ

俺にしては珍しく戦闘無しだし
まったり純愛に行きますよ~~
因みに友子は 自分の好きな物を好きな人=いい人 という独自設定の元、神父ルートは書かれています(はぁと)

くっ!ダメだ!抑えろ!

作家なら自分の作品のキャラがどんなカップリングをされようが耐えるんだ!!!

そう、どうせ公式はこの俺の手の中にあるんだ!これは二次創作なんだ!!!

などと思わなければキツイものがあるのぜwww

読むのやめるかなぁ……ホント苦手なんだよねwww主人公意外とヒロインのカップリング

いや、

実際二次創作っしょ
所詮妄想、公式には勝てんよ
by設定厨
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しなび。

Author:しなび。
なんていうか、もうどうにでもなーれ☆

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