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【ぱーと神父】二重螺旋構造【ましな→まっしー】

こんな感じ。
…………言うな。
分かりづらいとか言うな…………
「あれ?これバトルじゃなくね?」とか言うな…………!





ウィアドは心の猛りを魔力に変え、己の持つ神秘に沈む。
そして指先で文字を刻む。
「――――成程ルーン魔術か!」
ルーン。
それは遥か北欧。
オーディンが神より授かった神秘の文字。
魔力回路を用いず、ソレ自体が呪いとなる。
「――――I、Th、N!」
ウィアドが書いたルーンは三つ。
それぞれ凍結、棘、それに束縛を意味する。
セカイに刻まれた文字は、周囲の魔力を根こそぎ奪い、その形を凍える棘へと変
える。
棘はまわりの空気を凍らせながら、敵へと疾駆する。
それを見た禅譲律は落ち着き払って恭しく右腕を頭上に掲げる。
そのまま彼女は魔力を込め――――
「なにっ!?」
ウィアドの創った棘は、禅譲律の片腕だけでその侵攻を止められていた。
「……まだまだ構成が甘いな」
そのままの体勢で背後の空間に無数の魔方陣を展開する。
そして魔力を込め、暗い刃を具現させ――――
「――――告げる(セット)」
号令を受け、刃はウィアドへと襲いかかる。
迫る黒い凶器を前に、ウィアドはなすすべもなく。
ミアだけでも護ろうと彼女を抱く両腕に力を入れる。
(すまないミア、禅譲、伏状、ついでにバカ親…………)


そして――――


いつまでも来ない痛みに違和感を覚え、辺りを見回すと、
「成程……本物のご登場か」
彼の前に立ち、金色の鎖を網のようにして黒い刃を受け止める禅譲律の姿があっ
た。
そしてその横には彼女の相棒である伏状真枝がナイフを構え、
「チッ、木崎か……。行くぞ、ウィアド」
とウィアドに対して言い、禅譲律――――ではなく木崎へと肉薄する。
「っ待てよ!」
ウィアドも急いでその後を追おうとしたときに、後ろからズドンッという―――
―まるで人が吹き飛ばされるような音がした。
背後を振り返ると律がその魔術で公園に侵入してきた死者を迎撃していた。
思わず足を止めたウィアドに気づいた律は、
「私に構うな!お前は木崎をやれ!」
と大声で叫びながら次の標的へと走る。
「頼んだぞ!」
とだけ叫び返し、ウィアドは律に背を向け、走り出す。



キンッと鉄と鉄の交わる音がする。
禅譲律の姿をした木崎の腕と、真枝のナイフが斬りあった際の音だ。
ナイフを受け止めた木崎はそのまま真枝を突き飛ばし、弾幕を張りウィアドを牽
制する。
ウィアド、真枝の二人がかりでも木崎を捉えきれない。
あまりの魔術の腕前に真枝は内心舌を巻く。
奴を殺すにはこちらも本気で挑まなければならない。
真枝は早い段階でそのことに気づいていた。
(ここらで決めるか)
そう思い、彼は間合いをとる。
それを見た木崎もウィアドから離れ、真枝を見る。
「何をするきだい?」
木崎がそんな事を言った気がするが無視をし、眼球を、そして脳を『 』に繋げ
る。
彼の切り札、『把握の魔眼』を起動させる。
しかし――――
「準備はしておくものだね。まさかただの魔術師だと思ったら……魔眼持ち、そ
れもノウブルカラーとは……なっ!」
そう言って木崎は公園の中心に手を付ける。
そのまま魔力を流し込み――――


刹那、公園中に黒い炎に包まれた。


「っ!」
その次の瞬間真枝は眼を押さえて地面に伏す。
「どうしたっ!」
突然の行動にウィアドは驚く。
真枝は低く呻きながら呟く。
「魔術刻印……いや、魔術回路か!」
「正解。この結界はね、魔術回路をショートさせる力を持つ。要は……対魔術師
用のトラップさ」
「魔術師って禅譲は……!…………大丈夫か」
死者を相手にしていた禅譲律は…………
「ていっ!」
などと叫びながら死者に対して綺麗な一本背負いを決めていた。
「…………君の彼女はなかなかに個性的だね」
「ふ……律を舐めるなよ。だてに赤やら金やらと日頃殺り合ってないさ」
うつ伏せになりながらもニヤリと笑う真枝。
木崎は苦虫を噛み潰したような顔をし、真枝を見て、
「気にくわないね」
真枝の腹を思いっきり蹴り飛ばした。
受け身もとれず木にぶつかる真枝。
さらに追撃のつもりなのか魔方陣を浮かび上がらせ、魔力を込める。
「伏状っ!」
そう叫んでEのルーンを刻み、刃から真枝を護る。
「大丈夫か!」
そう言って駆け寄り、息を確認する。
幸い気絶しているだけだった。
そして、ウィアドはゆっくりと振り返る。
違和感を覚えるほどの無表情。
いや、違う。
ウィアドから感情が消えた。
彼は今、自分の法則(ルール)に従っているのだ。
ウィアドの気迫に押されたのか、木崎は一歩下がる。
それは、木崎にとってあり得ない行動だった。
彼は心の底から恐怖している。
ウィアドは低く、言葉を漏らす。
「許せねぇ…………」
「なに?」
「許せねぇ。何が許せないかって?」
ウィアドは続ける。
「ミアを傷つけたてめえじゃねえ。伏状さんを気絶させたてめえじゃねえ。本当
に許せないのは」
そこで言葉を切り、指先に魔力を込め、
「自分の身内を護りきれなかった己の弱さだ!」
そして彼はルーンを描き、投影する。
木崎の胸元にルーンが浮かび上がる。
たった一文字、だが彼が放った魔術はこれまでのルーンとは格が違った。
いや、格どころでは無い。
言うなればそれは――――
核から違った。


「S。【大特異点】」


太陽。
その魔術はまるで太陽の様に輝き、大地を燃やしながら木崎を焼き付くした。



長くてすいませんっした。
あんまりにも長いなら削ります(鰹節を)
とりあえず誤字脱衣があったらメールくれ


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しなび。

Author:しなび。
なんていうか、もうどうにでもなーれ☆

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面白そうだから入れてみた。今日のカードはこれっ!
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