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二重螺旋構造(黒もやし)

~前回のあらすじ~
ママン登場。




 彼女の登場に、
「あ、お久しぶりです」ミアは朗らかに挨拶をし、
「……」ウィアドは不機嫌そうに目を細めた。
 ラグズ・フェオ・アルジズ。
 ウィアドの母親であり、魔術者である。
「久しぶりね、ミアちゃん。えーと、五年ぶり、かしら?」
「そうですね。向こうでも、貴方の名前はよく聞きました」
「あらー、私ったら有名人ー」「おい」
 その二人の会話に、ウィアドが割り込む。
「母親、ちょっと話があるんだが」
「ちょっとウィアド、お母さんに向かって母親、とはなによ!」
 乱暴な口調のウィアドに声を荒げたミアは、
「ああ、悪い。で、それより」
 いつもより低いウィアドの声に、押し黙った。
「ちょっとこっちに来い……じゃねえ、来てくれ」
「ごめんねー、ミアちゃん。うちの子、反抗期だからー」
「ミアはリビングにでも行っててくれ」
 そう言うとウィアドはラグズを連れて、庭へ。
 そしてミアが見えなくなると、ウィアドはやはりいつもより低い声で、聞く。
「おい、なんでアイツを巻き込んだ?」
 その声に答えたのはラグズの朗らかな声、ではなく
「巻き込んだ?何の事だい?」
 ラグズの『無機質な』声だった。
 感情をまったく感じさせない、機械のような声。さっきまでミアと会話していた
ラグズとはまったく別人のように感じられる。
「どうせアイツを呼んだのは、例の連中の事なんだろ?」
「そうだよ。連中の駆除に一役買ってもらおうと思ってね」
「アイツはこの件に」「関係ないとでも?」
 ラグズがウィアドの声を遮る。
「君と幼い頃に知り合っていた。そして私……いや、ラグズ・フェオ・アルジズにも
会った事がある。彼女は立派な関係者さ。それにもし、私が呼ばなくとも連中から関わってくる
のは時間の問題だろうさ」
「じゃあ、全部話してみたらどうだ。そこまで関係してるんだったら」
 ウィアドの声は低かったが、その表情は怒りを剥き出しにしている。そして、そんなウィアドを
見つめるラグズの目は、冷たく無機質で、まったく感情を感じさせない。
「それは『契約違反』だよ、ウィアド君。『ラグズ・フェオ・アルジズが佐久間美紀である事を
知られてはならない』……一番重要な項目だろう?大体、そんな事をすればどうなるかは、
君がよく分かっているはずじゃないのかい?」
「……ああ、知ってるさ。よく知ってるとも」
 ウィアドの握る拳に力が籠められていく。
「なら、このままでいいじゃないか。この件が終わったら彼女には国へ帰ってもらえばいい。
そしてこの事は誰にも知られる事はない。一件落着だ」
「……わかったよ、畜生めが」
 そしてウィアドはその拳を振り上げず、ラグズに背を向ける。
「ところで……君は彼女を随分大切にしているんだね?」
「だからどうした」
「好きなのかい?彼女の事が?」
 ラグズの、ある意味場違いな質問に、
「…………………………………………………………………………………………………………
……………………………………………………………………………………………………………」
 たっぷり二十秒は考えて、ウィアドは、
「……………………………まあ、な」と。
 それだけを言った。
 






長い。

どんだけ長いんだっつー。
そしてセリフばっかじゃねえか畜生。

この文章、最初に書きたいことだけ書いて、後から削ったり付け足したりしてるんで
なんか変なところとかあるかもです。
バグ報告随時受付中。

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非公開コメント

No title

アルジスって名前からアクシズ思い出したのは俺だけでいい

No title

ふ……ふふ……ふふふ……
ウィアドの母がそうなるって事は……やっぱり俺が書き直しじゃねーかorz
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しなび。

Author:しなび。
なんていうか、もうどうにでもなーれ☆

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