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【11241HIT】神父ルート(仮!) 12,875話【記念】

――――誰が、更新は一日一回までと決めた?

てか正直通し番号の付け方を間違えた感がしないでもない。
なんだよ12,875って。
かなーり半端じゃないか。
あと今回エクセル無双だよ!期待しないでよ!
「いやぁ負けた負けた! やっぱりプロは違うなぁ」
「瀬口さんも強かったですよ。あそこで氾濫を引いてなかったらどうなっていたか分からなかったです」
「大嵐の使うタイミングが悪かったのかな」
「いえ、思い切ったいいプレイングでしたよ。大嵐も2:2交換でディスアドバンテージにはなりませんでしたし」

今日の敵は明日の友。
というわけで反省会。
瀬口が話しエクセルが口を挟み優一郎が質問し友子ちゃんが答える。
そうやって喋りながら、放課後は過ぎていった。



「そういえば」

反省会も一段落着き、何故か部室に置いてあった給湯機とルイボスティーのティーパック(何でもデュエル部の伏右部長の私物らしい)で紅茶を入れて、一服している時にエクセルが口を開いた。

「デュエル部って文化祭、何やるの?」

すっかり忘れてしまっている人もいるだろうからもう一度話すそう。
我らが燈光学園の文化祭は大部分の学校がそうであるように秋、もう少し具体的に言うと10月に行われる。
因みに去年の文化祭にはあまりいい思い出はない。
ヒントは『お化け屋敷』、『腰』、『イントロクイズ』の三題囃。

「毎年舞台を借りて遊戯王の大会を開いてます」
「大会!」
「はい、大会です。景品も出ますよ?」
「それは出たいな」

思わず呟くとそうでしょう、と友子ちゃんが頷いた。

「でもデュエル部員の俺たちは、主催者側に回ったほうがいいんじゃないか」
「いえ、大会運営は私一人で大丈夫です。それに生徒会から何人かサポートが来るので、優一郎さんたちは文化祭、楽しんでくださいな。それで、もし気が向いたら是非大会にも参加してもらえたら…………」
「もっちのロンよ! 三人皆で参加するわ!」

勝手に数に入れられてしまった。
まぁ、断る理由も無いので頷いておこう、。それに。

「本当ですか! 嬉しいです」

友子ちゃんの喜ぶ姿が見れるならば何でもしましょう。

「いやまてエクセル、一つ問題があるぞ」

ほんわりと纏まりかけた空気に優一郎が横槍を入れる。

「何よユーイチロー」
「俺たち、大会に参加するためのデッキがないじゃないか」

稲妻が体を走ったくらいに驚いたらしく、アホ面を見せるエクセル。
そして友子ちゃんの方を泣きそうな顔で見つめる。
すると友子ちゃんはまるで聖書に出てくる聖母のように慈愛に満ちた笑みを浮かべた。

「大丈夫ですよエクセル先輩」

そう言って彼女は部室の壁に据え置かれた棚から平べったい箱を取り出す。
イメージとしてはお歳暮で送られてくる缶ジュースの詰め合わせサイズ。
その蓋を開くと、中には文庫本くらいの大きさをした箱が入っていた。

「これは…………遊戯王のストラクチャーデッキか?」
「その通りです、瀬口さん。一応、今まで発売されたストラクチャーデッキは全部あるはずです。みなさん、この中から好きなデッキを持っていってください」
「好きなデッキって…………貰っていいの?」
「もちろんです。選ぶの手伝いましょうか?」
「いや、そうじゃなくて、貰っちゃって構わないのかなってこと」

ああ、そういうことですか、と友子ちゃんが説明する。
何でもこれはデュエル部の部費で買ったものであり、デュエル部員なら誰でも“借りて”構わないそうだ。
とは言うものの借りている内に愛着が湧いて返したくないと思ったら、代わりに新しく発売されたストラクチャーデッキを部に寄贈すればそのまま貰ってしまってもよいとなっている…………らしい。

「それじゃ、私はこれを貰おうかな」

箱からストラクチャーを取り出し、色々と眺めていたエクセルが一つのデッキを示した。

「『キングの凱旋』ですか……このデッキは確かに強力ですが、キーとなる《レッド・デーモンズ・ドラゴン》を持ってないと、その、意味が無いといいますか……しかもそれ、めちゃくちゃレアなカードでして……」
「それなら持ってるわよ」

そう言って財布からレッド・デーモンズ・ドラゴンを取り出すエクセル。
それを見た友子ちゃんは黙りこんでしまった。
その顔色は青く、まるで信じられないものを見たかのよいに目を真ん丸に開けている。

「……先輩を……だなんて」

蚊の鳴くような声で上手く聞き取れない。
流石のエクセルも変な空気を感じ取ったのか、頭上に疑問符を浮かべている。

「どうしたんだ?」

優一郎の問いかけでようやく正気に帰ったのか、何時も通りの笑みを浮かべて何でもないと言うかのように首を振った。
さっきのは見間違いだったのだろうか…………。

「俺はこれにしようかな」

優一郎も目当てのデッキを見つけたらしい。
手にしているのはやはり『氷結界の鼓動』と書かれた箱だった。
瀬口も勿論『疾風の飛竜騎士』を選ぶ。
三人があまり考えないでぱっぱとデッキを選んだのを見た友子ちゃんは不思議そうな顔を浮かべる。

「実は昼休みに、遊戯王やってる奴にこのストラクチャーがあうんじゃないかって言われてさ。折角だから参考にしてみたんだ」
「そういうことだったんですか。因みにそのデュエリストさんのお名前は?」
「井ノ上って奴。同じクラスでさ」

と井ノ上について少し解説しようかなと思っていたところに、

「井ノ上……もしかして、生徒会の方ですか?」
「ん、よく知ってるな。知り合いなのか?」
「いいえ……」

と呟いたっきりまた黙りこんでしまった。
何だろう、もしかして昔デュエルしてこっぴどく負けたとか、そんな感じなのだろうか。
確かにデュエルで負ける悔しさは今実感したばかりだし、触れるのは止めておこう。
話題を変える為に声を張り上げる。

「じゃあ、せっかくデッキを手に入れたんだしデュエルでもしないか? 今度は優一郎とエクセルでさ」
「いいわねそれ! 瀬口にしては名案よ」
「そうだな、確かに瀬口にしては名案だ。なんだ、デュエルして頭のエンジンが温まってきたのか?」
「て、てめぇら…………」

くすくすと可愛らしい笑い声が聴こえたので前をさりげなく見てみると、友子ちゃんが笑っている!
泣いた友子がすぐ笑う! やったね!



と言う訳で優一郎VSエクセル。
ぶっちゃけ瀬口がデュエルしないなら書く必要無くね? ってことで適当に切り貼りしてくぜ。

「私のターン、ドロー! 手札から《バイス・ドラゴン》を特殊召喚! 更に《フレア・リゾネーター》を召喚!」
「エクセル先輩。バイス・ドラゴンは相手のフィールドにモンスターがいないと特殊召喚出来ませんよ」
「しまった!」

「私のターン、ドロー! 手札から《ハリケーン》発動!」
「エクセル先輩。相手がカードを一枚もセットしてないのにハリケーンを使うのはどうかと思います」
「しまった!」

「王者の鼓動、今ここに列を成す!天地鳴動の力を見よ!シンクロ召喚!我が魂《レッド・デーモンズ・ドラゴン》!」
「《神の宣告》」
「……………………甘えだわぁ」

「罠カード発動! 《デーモンの雄叫び》っっっ! 墓地よりレッド・デーモンズ・ドラゴンを特殊召喚!」
「エクセル先輩。特殊召喚系カードは対象のモンスターを一度正規召喚しないと特殊召喚出来ません」
「しまった!」

「じゃ俺のターン。手札から《氷結界の決死隊》を召喚して更に《リミット・リバース》発動! 墓地から《氷結界の守護陣》を特殊召喚する!」
「ふっ、だが私の《アルカナフォース0―THE FOOL》はそれらのモンスターでは倒すことは出来ない! そして次のターンで再び黒き竜を召喚! 貴様の敗けだ!」
「言ってろ! 手札から魔法カード、《アイス・ミラー》発動!」


《アイス・ミラー》
【通常魔法】
自分フィールド上に表側表示で存在するレベル桜以下の水属性モンスター1体を選択して発動する。自分のデッキから、選択したモンスターと同名のモンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン攻撃宣言する事はできない。(ゲームオリジナルカード)


「デッキから決死隊を特殊召喚するぜ」
「雑魚モンスターが増えた所で所詮雑魚には変わりは無いのだよフゥーハァハー!」
「ああ駄目だな、ぜんっぜん駄目だぜ! 決死隊2体を守護陣にチューニング! 幻は幻に! 三ツ又の氷鎗は、銀色の罪を煌めかす! シンクロ召喚、《氷結界の龍 トリシューラ》!!!」

それにしてもこの優一郎、ノリノリである。

「トリシューラの効果発動!相手のフィールド、手札、墓地のカードを一枚ずつ除外する! これと、それと、あれだ!」
「ああっ! フールとバトルフェーダーとレッド・デーモンズ・ドラゴンが!」
「トリシューラでダイレクトアタック、『EFB(End from Beatitude)』!」
「っぐわぁぁぁああぁあ!!!!」
「……………………」
「……………………」
「……………………」
「……………………」
「「ガシッ」」

なんか悟ったらしく、二人とも清々しい表情で握手し始めた。
二人の背後から多摩川河川敷に沈む夕陽の幻覚が見えたような気がしたと思ったら、どうやら本当に夕陽が沈んでいるようだ。
部室に置かれてる電波時計を見ると既に6時過ぎ。
秋の日は釣瓶落としと言うが全くである。

「んじゃ今日はこれで終わりかな」
「そうですね。明日も部屋は開けときますんで、是非来てくださいね」
「わかった、また明日」
「はい。また明日」

そう言って瀬口は未だに手を握りあったままの二人の頭を殴り正気に戻し、部室を出る。
振り替えると友子ちゃんが手を小さく振っていたので振り返した。
(また明日か。明日にならないと会えないのか、残念だ、凄く残念だ)


――――仮に、人生の分岐点があるとしたら、瀬口の人生においての最大の分岐点てはここだろう。
もし部室を出るときに椅子の上をよく見ていたら。
もし瀬口が携帯を部室に忘れたことに気付かなかったら。
もし瀬口が――――夜、忘れ物を取りに学校に入ろうと思わなかったら。


今夜。運命のカードを捲る。

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No title

脇役Fぐらいの小鍋ぬこが1げと

せめて大会の一回戦で井ノ上先輩に【お触れホルス】使ってふるぼっこ食らうぐらいの役は欲しいぜ
でも瀬口とのミラーマッチも捨てがたいな・・・

No title

言いたいことは一つだ

おい、デュエルしろよ

ウェムコかわいいよウェムコ

俺ってデッキ何なんだろう…気になる…

いつか俺がデュエルしてるとこも欲しいなっ!チラッチラッ
プロフィール

しなび。

Author:しなび。
なんていうか、もうどうにでもなーれ☆

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