スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【ぐっばい】セブキス野球編【神父ルート】

せぐっちゃんです。
神父ルートのデータが吹っ飛んだ悲しみを癒そうと書いた野球編です。
もちろん大きくふりかぶってに影響されてます。
もう漫画を三周してアニメもOVAまで見た俺に野球に関して死角などない!
なんかもういろいろと変だけど気にしないで。
文化祭も無事に終わり、学校の中庭には紅葉が見事に咲き誇り、「いかにも」な10月が訪れている。
我らが主人公、宮間優一郎は次の授業の課題を家に忘れて来てしまったことから端を発し、来年の受験、目指す大学そして学部、果ては将来の自分へと遠く思い耽りながら窓の外をぼーっと眺めていた。
そんな優一郎を強引に現実へと引き戻したのは彼のクラスメイトの瀬口浩平とエクセル・メルセデス・ハヤミのトラブルメーカーコンビであった。

「「優一郎ー! 野球しようぜ!」」
「だが断る。どうせお前らの事だ、また夜中に校舎に侵入してやるつもりだろ」
「残念、今回は真面目に学校側からの企画だぜ」
因みにお前に拒否権は無い、と言いながら瀬口は一枚のプリントを優一郎に突き出した。
しぶしぶと受け取ったそのB5判のチラシには、でっかい字で「校内野球大会!来たれ挑戦者」と書いている。

「なんだこりゃ?」
「まんまだよ。学校主催の野球大会」
「何と優勝したら景品も出るのよ!」
「景品……ってなんだよ」
エクセルはニヤリと笑ってチラシの下部分を指差す。
そこにはピンクの馬鹿でかいフォントで「大会優勝チームにはアイドルグループ『コットン。』のクリスマスライブチケット特等席をプレゼント‼」と書かれてあった。

「更に最優秀選手には『コットン。』のメンバー一人と握手して貰えるのよ⁉ こんな素晴らしい大会に出ないなんて選択肢は無いわよね瀬口!」
「全くだよエクセル! さぁ、テレビの前のボーヤ、電話番号をメモする用意は出来たかい?」
さながら五月の蝿の如く騒ぐ二人を無視し、プリントを読み進める。


『校内野球大会! 来たれ挑戦者

バットでボールを打ち、飛んで来たボールを捕らえるだけの簡単なスポーツです。


日時ーー10月8日 11:00
定員ーー1チーム当たり11人まで(学年、学内問わず)
8チームまで(超過した場合は抽選になります)
抽選になります)
参加登録は9月25日まで

大会優勝チームにはアイドルグループ『コットン。』のクリスマスライブチケットの特等席をプレゼント‼
更に最優秀選手には『コットン。』の好きなメンバーと握手できる!
さぁ、君も友達を誘ってぜひ参加しよう!

※ただし、競技の公平性を考慮し、現在野球の活動に所属しているものの参加は出来ません。

野球部、生徒会一同」

「つーわけで放課後に練習すっから用意しといてくれ」
「まだ参加するって決めた訳じゃ無いんだが」
一応の拒否反応も示してみる……がこいつらの事だ、既に登録しているに違いない。
そういえばさっき拒否権無いって言ってたしな。

「参加しないの?」
「いやするけど」
そう、今回ばかりは別に勝手に登録されてるからといって文句がある訳でもない。
中学の頃はこう見えても「凡打の宮間」として(仲間から)恐れられている程の腕前だったのだ。
というか瀬口もその辺を知ってて頭数に数えていたのだろうけど。

「ところで放課後どこで練習やるんだ?」
「校庭よ。大会に参加するチームはそこで練習出来るの」
「参加するチームって……抽選とかは大丈夫なのか?」
「あ、結果は昨日発表。無事に当選してたぜ」
「本当に拒否権無いのな。チームのメンバーは?」
「そっちは二度手間になっちゃうから練習の時に紹介するわ。多分知ってる人ばっかりだと思うけれどもね」
「じゃあそんときか。野球用具はどうすんだ?」
「そっちも野球部が貸してくれるんだってさ。いたりつくせりだよな全く」
まぁお陰でこっちも楽しく楽に野球が出来るんだけどな、と瀬口は笑った。



時間は移り放課後。
瀬口に言われ男子トイレの狭い個室で体操着に着替え校庭に出た優一郎を迎えたのはーーーー

「あ、優一郎さん」
メインヒロインの日差折華がいた。
というかそれ以外誰もいない。
彼女も女子用のジャージに着替えている。

「お、折華じゃないか」
「瀬口さんに呼ばれて来たんですけど……優一郎さんは何をするか知ってますか?」
男子が大勢参加するであろう野球大会に女子を誘うとは……瀬口の奴、優勝を捨てたのか?
おっと、但しエクセルは別だ。
あいつは下手をすれば平均男子を軽く超えてきそうで恐い。

「何か酷く失礼な想像をしていませんか⁉」
「いやはやそんな。ところで折華って運動できる方だっけか?」
「し、失敬な‼ こう見えても私、次期弓道部部長の座に最も近い女と巷で評判なんですよ‼」
むんっ、と胸を張る折華だが何となく目のやりどころに困る。

「ところで今日は一体何をするんですか?」
「野球大会の練習だとよ」
「野球……ですか……」
なるほどと頷く折華。
まぁ実際のところしっかりと部活で運動しているみたいだし、そこそこの戦力にはなるのかもしれない。

「ところで優一郎さん」
「何だ?」
「野球って遠くからシュートを決めると三点獲得ってゲームであってましたっけ?」
…………やっぱりならないかもしれない。


「いやぁ悪い悪い、遅れちまった」
「おせーぞー」
バットを担ぎ、グラブやボールの入っているケースを持ちグラウンドに現れた瀬口。
その後ろには見知った顔もいれば、廊下ですれ違ったかな程度の人たちがざっと数えて九人いた。

「言ってくれればそれ運ぶの手伝ったのに」
「こんくらいなら大丈夫だぜ」
と言って足下にがしゃりと置いた。


「さて、それじゃあ自己紹介といこうか。名簿に載せた打順に合わせて名前を呼んでいくから簡単に話しちゃってくれ」
集まったメンバー全員で軽くストレッチをした後、瀬口の合図で円形になる。
人数は、十一人。

「まずは一番、エクセル」
「ウィ」
そう言ってエクセルは一歩前へ出る。
自然と全員の視線を集める形となるのだがこれっぽっちも物怖じした雰囲気が無い。

「フルネーム『エクセル・メルセデス・ハヤミ』、通称エクセルです。今年の春に転校してきました。今期の好きなアニメは「大魔法少女プリズ☆マドカル」で嫌いなアニメは「30歳からのおもちゃンネルA」です」
ハキハキと喋るくせに相変わらず何を言っているか分からないから困る。
分かってそうな反応を示しているのは、エクセの隣の男、井ノ上雄大くらいだ。

「二番の井ノ上雄大だ、よろしく! 元野球部なんだけとも見てわかるように長打は打てない……が! 脚と選球眼にはそれなりの自信があるから意地でも塁には出るから後ろ頼んだぞ!」
ちっこい体でハイテンション。
そのガタイにどんだけ元気が詰まっているのか、いっぺん解剖でもしてみたいところだ。

「三番は優一郎だ。こいつも元野球部だから頼りになるぞ」
「ブランクが一年以上あるんだ、あまり当てにはしないでくれ」
と前置きをしてから口を開く。

「宮間優一郎だ。中学の時はキャッチャーとサードをやっていた、よろしく」
簡潔に話し終わり頭を下げる。
小さく起こった拍手をバックに、瀬口は打順を発表していった。

「四番、山垣!」
「山垣正だ。球を飛ばすのは得意だが、一緒にバットも放り投げる癖があるんで注意してくれ」
危ない奴だな。

「五番は、俺だな。いっちょよろしく」
瀬口にしてはとてもシンプルな台詞だ。
優一郎は思うのだが、なんだか最近こいつは変わった気がするのだ。
なんと言うか、余裕が出来ているというか。
まぁ男を見つめる趣味はないので良くわからないのだが。

「六番は禅問 答(ぜんどう こたえ)だ。生徒会の情宣(情報宣伝)委員長をやっている」
「ご紹介にあずかった禅問答だ! クラスは
二組で瀬口とは生徒会の関係でお世話になってるからな、その恩に報いようと今日馳せ参じた」
「世話になったっつっても同好会だろ? お互い様じゃんか」
「と、言うのは建前で野球がやりたかったというのがメインの理由だな。 皆よろしく!」
禅問は眼鏡を掛け、好青年そうな雰囲気を醸し出している。
違うクラスなので直接会ったことはないのだが瀬口から面白い奴だということは聞いていた。
実際生徒会をやっているだけあって真面目なのだろう(偏見)。

「七番は俺だな。 ウィアド・フェオ・アルジズ……気軽にウィアドって呼んでくれ。野球経験は、中学まであっちでピッチャーをやっていた。宮間、よろしくな」
「おうよろしく」
金髪碧眼の留学生が優一郎に声を掛ける。
ウィアドとは同じクラスであるにもかかわらずあまり話したりはしてこなかった。
これから数日の間とはいえバッテリーとして組むのだから仲良くしていきたいな、と優一郎は思った。

「次は折華ちゃん」
「日差折華です。 野球は初めてですが、精一杯頑張ります。 みなさんお願いします」
そういってお辞儀をする折華。
野球チームに折華を加えた理由を瀬口に聞いたのだが、その理由は
「一応運動部だから」
だった。
まぁ八番ならあまり回っては来ないし、そこまで足を引っ張ったりはしないだろう。

「最後は九番ショートの望木 雨(のぞき あめ)だ。 レインちゃんって呼んでやってくれ」
瀬口の紹介に合わせて銀髪の少女ーーーー望木が話し始める。が話し始める。

「どうも、望木です。一応山岳部なんて足腰には自信あります。さて、今回野球チームに誘われたこともあり文献を紐解いてみたところ、大変興味深いことが分かりました。野球の起源はフランスにあるという説とイギリスからという説の二つがあるのですが、それはあくまで中世での話しであり古代から野球という文化の片鱗は見えていたのです。そもそも農耕の発達した古代において球体は地球と宇宙を表しており」
「とまあこういう面白い奴だ、皆よろしくやってくれ!」
瀬口が強引に締める。
……何と言うか、変わった娘だな。
今井舞とはまた別のベクトルの変態と認識させていただいた。

「今日集まってもらった十一人に加えて、いざという時用の交代要員に俺の妹と梨木友子ちゃんを誘っておいた。明日以降は練習に参加してもらえるので優しくしてやってくれ」
「りょうかーい」
「わかったぜ」
「了解」
「承知!」
「まかせろー」
「オッケ」
「わかりました」
「我が国に野球という文化が持ち込まれたのは1871年。アメリカ人講師ホーレス•ウィルソンによる。現在の東京大学に」
「よっし! それじゃ練習始めるまえに円陣組むか!」
瀬口の号令に従って全員で肩を組み丸くなる。

「それじゃ……いっちょ頑張るぞー!」
「「「「おー!!!」」」」

コメントの投稿

非公開コメント

磯野-!

対戦相手になるであろうスレチガインに期待。

No title

何か出演してるけど読み飛ばされるポジションでワロタ
ちゃんと俺の話を聞いてくれよ!

ちなみに地球が球体であるというのが古代から言われているってのは、
北極星の高さが地点によって変化していることから古代ギリシアで知られていたらしい。

余談になるが、地球が動いているか天が動いているかどうかは実のところ基準をどうするか、
という相対的な話になる。地球が平面でなく球体だと訂正されt(ry

フェルナンデス危なすぎるだろw
あとウィアドとか非常に懐かしい

誰かチーム名考えんの手伝ってくれ

当たり前だけどファンタジー要素は(ほぼ)皆無だよ!
少なくともルーン魔球とかはしないよ!

正直望木さんのキャラを違えた気がしないでもない。
あと敵チームは大体モブキャラなんでヨロ。
プロフィール

しなび。

Author:しなび。
なんていうか、もうどうにでもなーれ☆

最新コメント
最新記事
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスカウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
エルミナージュⅢ
遊戯王which?
面白そうだから入れてみた。今日のカードはこれっ!
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。