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唐突にSS by瀬口

ノリで書いてみた。反省なんてきっとない。
なめのSSにホラー分が足りないのが引っかかったのでホラー重視で書いてみました。

正直書きながらトラウマが想起しまくって筆を折りそうになったのは内緒。
「もうお化け屋敷にはいかないよ! 危ないからね!(某TV番組風」
瀬口「よし、お化け屋敷に行こう」

放課後のデュエル部で、そう言ったのは瀬口だった。

宮間「何だ急に」
瀬口「今度俺の知り合いの学校で文化祭があってさ、クラスでお化け屋敷をやるから是非、と言われたのだよ」
エクセル「へぇ。期待は出来そうなの?」
瀬口「さぁなぁ。女子校、それも中学の文化祭だからそこまでじゃないかも」
梨木「でも楽しそうですね。いつですか?」
瀬口「明日」
宮間「近っ! まぁ暇なんだが」
エクセル「私も行こうかしら。べっ、別にあんた達と行きたい訳じゃないんだからね!」
宮間「こいつは何を言っているのだ」
梨木「明日ならわたしも空いてます。ご一緒していいですか?」
瀬口「勿論! じゃあ9時半に駅前でいいか?」
宮間「うーい」
エクセル「ォライッ、ォライッ」
梨木「分かりました」





――――――――――――



そして当日。

エクセル「何よ、ウチの学校よりも派手じゃない!」
宮間「燈光は不思議なほど文化祭に力入れてないからな」
梨木「えっ、そうなんですか?」

高校から入ったため、文化祭未体験の梨木が隣の瀬口に聞いた。

瀬口「今まではな。でも今年から生徒会が変わって方針も変えてくって話らしいぞ。禅問が言ってた。と言うかまだ燈光来て数ヶ月のお前がなんで燈光の文化祭を知ってるんだ?」
エクセル「実は去年来てたのよねー。家庭の用事で。それにしても今年は期待出来そうね!」
瀬口「なんでも禅問曰く、節右って会長が面白い奴らしい……っと、ここだな

瀬口が足を止めたところには……

エクセル「何よ、私の想像より派手じゃない!」
宮間「確かに……」
梨木「ええ……想像以上ですね」

壁一面に真っ黒い画用紙が貼ってあり、全体に赤い血のような手形が大量に押してある。
それだけでなく、おどろおどろしいフォントで読むも恐ろしい文書が書いてあった。

エクセル「なになに……『ギヤ! グツワ! 待チタマヘ! 待チタマヘ! 翁ハ叫ベリ。許シタマヘ! 入レムト欲セシノミナレバ。バキツ! ボコツ! 刑部卿(ケン)ハ構ハズ打チ続ケタマヒケリ。ヒツー! 助ケヨ! 助ケヨヤ!』…………なんぞこれ?」
瀬口「設定だろうな。つうか何で平安時代が舞台なのに吸血鬼がいるんだ」
宮間「おい、あそこに小説版が売ってるぞ。一冊630円だってよ」
エクセル「コミマでありそうな値段ね……表紙はBL風味だし」
梨木「あっちには漫画もありますよ。しかもアンソロジー。アレンジCDもありますね。あぁ、今流れてるのがそうみたいですよ」

そう言って梨木は天井を指差した。
なるほどスピーカーから流れている音楽が例のCDらしい。
内容は……

『イタイ タスケテ シニタクナイYO』

『寒いYOYO 寒くないYO』


宮間「何故にラップ調…………」
エクセル「どういうことなの……」



そんなこんなしているうちに瀬口達の番になった。

瀬口「え、一度に二人までしか入れない?」
受付ガール「申し訳ありません……規則で決まっていまして……」
宮間「そういうことなら仕方ないな。じゃグッパで分かれるか。せぇーの!」

瀬口「俺と友子ちゃん、優一郎とエクセルチームか。どっちが先に行くか?」
優一郎「じゃ俺らは後でいいよ。な、エクセル」
エクセル「暗闇で二人っきり……はぁはぁ」
優一郎「何を言っているんだこいつは。何を言っているんだこいつは!」
梨木「お先失礼しますね」
受付ガール「では、こちらの懐中電灯をどうぞ。中に入りましたら机の上に置いてある写真と薔薇を取ってから奥に進んでください。そして薔薇は最後に棺の中に投げ入れてください」
瀬口「わかりました」
エクセル「いってらっしゃい~」
瀬口「おーう」


――――第一の部屋『写真の部屋』


中はカーテンとベニヤ板で仕切られており、辛うじて足元が見えるか見えないかというほどの真っ暗だった。
床には新聞紙を千切ったものがばら撒かれておりカサカサという囁きが否応なしにお化け屋敷の風味を高めてゆく。
前を照らそうと瀬口が懐中電灯を付け、それを顎の下に当てた。

瀬口「う~ら~め~し~や~」
梨木「あはは、やりますよねそれ」
瀬口「だよなだよな。って、 あ、あれ? 電池が……」

瀬口が顔の下から光を当てて遊んでいるとその電灯の灯りがどんどん力を失っていった。



エクセル「妙に静かね。悲鳴も嬌声も聞こえやしないわ」
宮間「悲鳴は兎も角何故に嬌声……?」
エクセル「って……瀬口が出てきたわね。ビビってちびったのかしら」
宮間「何か最近お前、口が悪いな……おーい瀬口、どうした?、そんなに恐いのか?」
瀬口「いや……電池が切れた……」
宮間&エクセル「「」」

瀬口「さて、気を取り直してGO!」
梨木「YEAH!」
瀬口「確か机の上にある写真と薔薇を取ればいいんだよな? もしかして床に落ちてたりしてな」
梨木「まさか、ありえませんよそんなの~」
瀬口「だよな~って、これって……」

足元の新聞紙を蹴っていた瀬口が突然屈み込み何かを拾う。
本来なら机の上にあるはずの写真が何故か床に落ちていた。

梨木「写真……ですね」
瀬口「写真……だな」
梨木「で、でも薔薇は置いてありますよ!」
瀬口「本当だ! よかった! 先に進もうか!」
梨木「そうですね!」


――――第二の部屋『テレビのある部屋』


梨木「あ、テレビがありますね」

教室の角の部分にテレビが鎮座していた。
画面には砂嵐混じりのいかにもホラーな映像が流れている。
そしてその前には「座ってください」と言いたげに二人掛けの小さなソファーのようなものが置いてあった。
瀬口は当たり前のようにそのソファーの“後ろ”に立ち、梨木もそれに釣られるように立ち尽くした。

梨木「瀬口さん」
瀬口「ん?」
梨木「何で椅子に座らないんですか?」
瀬口「いや、こういうのって座ったら足を掴まれるとかされそうじゃん? こんな感じでさ」

と言ってソファーの下の辺りに懐中電灯を向ける瀬口。
そこには這いつくばる様にしている女の子が一人いた。

瀬口「…………」
梨木「…………」
女の子A「…………」
瀬口「…………」
梨木「…………」
女の子A「…………」
瀬口「……………………すいません」


――――第三の部屋『じゃんけんの廊下』


瀬口「それにしても恐いな……腰が震えてきたぜ」
梨木「それを言うなら肘が震える、ですよ」
女の子B「(膝だろ……)」
瀬口「おっとうっかりしちゃったぜ、てへぺろ♪」
梨木「もう、瀬口さんたら」
瀬口&梨木「あっはっはっは!」
女の子B「(こいつらうぜぇ……そろそろ出るか)……シャシンヲヨコセェェェエ!!」
梨木「きゃっ!」
女の子B「シャシンヲ……」
瀬口「フゥーハハハよく来たな勇者よ! ここを通りたければ我にじゃんけんで勝ってからにしろ」
梨木「!?」
女の子B「!?」
瀬口「せーぇの、じゃんけんぽん!」

瀬口→チョキ、梨木→パー、女の子→グー。

女の子B「」
瀬口「ま、負けた……どうしようか?」
梨木「私が勝ったからいいんじゃないですか? 通って」
女の子B「」
瀬口「それもそうか。じゃ失礼しましたー」
梨木「しました」
女の子B「」
瀬口「あ、写真渡すの忘れてた。どうぞ」
女の子B「」


――――第四の部屋『勉強部屋』


瀬口「何だなんだ。少し開けてるな」
梨木「机とかありますし、勉強部屋をイメージしてるのではないでしょうか?」
瀬口「あーなるほど。これが机でそっちがベッドか」

そうしてベッドに近付いた途端、机の上に置いてあった携帯電話が鳴り出した。

梨木「きゃあっっっ!!」
瀬口「うおっ、びっくりしたぁ!」
梨木「ですね、少し驚いちゃいました」
瀬口「少し?」
梨木「……かなり、でした。はい」
瀬口「俺もかなり、驚いたよ。…………それにしてもなかなか止まらないな」
梨木「勝手に止めてもいいんじゃないですか?」
瀬口「そうかも。えーと、このボタンか?………… あっ」
梨木「どうしました?」
瀬口「携帯の電源、落としちゃった」


――――第五の部屋『薔薇騎士の部屋』


梨木「あ、出口みたいですよ」
瀬口「本当だ。ということはここらへんに棺があるのか」
梨木「あれですかね」
瀬口「あったな。じゃあ俺が入れてくるよ」
梨木「お願いしますね」
瀬口「おう。見ててくれよ友子ちゃん、男瀬口の一世一代の魅せ舞台をな!」
梨木「は?」

瀬口は造花の薔薇を手に棺の側まで近寄り、唐突に中世の騎士の如く片膝をつき、薔薇を投げ入れた。
紅い薔薇は僅かに空を舞い、棺に眠る少女の胸の上に落ちた。

瀬口「この美しき薔薇は、貴女にこそ相応しい(キリッ)」













女の子C「キモッ」
女の子B「キモッ」
女の子D「キモッ」
女の子E「キモッ」
梨木「キモッ」
.
.
.
.
.
.
女の子Z「キモッ」
瀬口「そ、そんなに言わなくてもいいじゃないか!」
女の子C「いや、普通にキモイですし」
瀬口「チクショー!!!」

そう泣き叫びながら瀬口は出口のドアを思いっきり開けて逃げ出した。
列に並びながらDSをやっていたガキんちょがびっくりした目で瀬口を見たが無視。

瀬口「うえーん! もうお化け屋敷はこりごりだよぅ!」


どっとはらい。


ps.
どこがホラーかっていうとフィクションが3割くらいしかないところなんだよね。

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No title

こ、こんなのSSじゃないわ!
ただの思い出話よ!

No title

懐かしいなオイ。ひどく懐かしい。

そして更新わかりづれーよ! 最初気づかなかったよ!

いやこれあくまでフィクションっすから

>しなびた。
お前のHNの方が分かりづらいわ!
プロフィール

しなび。

Author:しなび。
なんていうか、もうどうにでもなーれ☆

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